延長コードの「差しっぱなし」で電気代がかかる?状況別・節約のコツを徹底解説!

延長コードをついコンセントに差しっぱなしにしていると、「本当に電気代がかからないの?」と疑問を感じたことはありませんか?面倒だからとそのままにしてしまうことも多いものの、実際に電気代がどうなっているのか気になりますよね。

実は、延長コード自体には通常、待機電力はかかりません。しかし、特定の状況や使い方によっては無駄な電気代が発生することもあります。この記事では、延長コードの使用状況ごとの電気代のかかり方や、簡単にできる待機電力削減の方法を分かりやすく解説します。


1. 延長コードの差しっぱなしは電気代がかかる?状況別の解説

延長コード単体の場合

「ただ延長コードをコンセントに差した状態」では、実際には電気代はかかっていません。延長コードは電気の通り道を延ばすだけの役割であり、電力消費自体は発生しませんので安心してください。

スイッチ付き延長コードの場合

スイッチ付きの延長コードには、通電中であることを示すランプがついているものもあります。このランプが点灯している場合、スイッチOFFでもごく少量の待機電力が発生するため、年間で数十円ほどの電気代がかかる可能性があります。小さな金額ですが、節約を意識する方は使用しない際にこまめにスイッチを切ると良いでしょう。

電化製品をつないでいる場合

電化製品がつながっていると、製品自体の待機電力が影響します。例えばテレビや電子レンジのような待機電力がかかる機器は、使っていない時でも電力が消費されています。待機電力の積み重ねは、年間で数%の電気代増加につながることもあります。


2. 待機電力の正体とは?

待機電力とは、電化製品が「いつでも使える状態」を維持するために消費する電力のことです。例えば、リモコン操作が可能なテレビや、電子時計を搭載したオーブンなどが挙げられます。待機電力はごく少量ではありますが、積み重なると大きな額になりがちです。

3. 待機電力を節約するテクニック

待機電力削減は思ったより簡単に始められます。以下の方法を試してみてください。

スイッチ付き延長コードを活用

延長コード自体にスイッチが付いたものを選ぶことで、使わないときは個別にスイッチを切って待機電力をカットできます。低コストで導入できる上に、無駄な電気代を減らせるためおすすめです。

使用しないときはコンセントを抜く

使わない電化製品のコンセントを抜くのも効果的です。特にテレビやオーディオ機器など待機電力が多いものは、必要なときだけ差し込む習慣をつけると電気代節約に役立ちます。


4. 特に待機電力が多い家電と注意点

待機電力が多い家電には次のようなものがあります:

  • テレビやレコーダー:リモコン対応の機器は待機電力がかかりやすいです。主電源を切るだけでかなり節電になります。
  • 電子レンジやトースター:デジタル表示がある機種は、待機電力が必要なため使用しないときはコンセントを抜きましょう。
  • 温水洗浄便座:温水便座は保温のために電力を使うため、季節ごとに電源を切ると節電に役立ちます。

5. 延長コード利用時の豆知識:エアコンの注意点

エアコンを延長コードで使うと、配線が負担を受けるため、必要な電力が供給されないことがあります。延長コードを使用せず、直接壁のコンセントに差し込むのが望ましいです。


まとめ

延長コードは差しっぱなしでも電気代は基本かかりませんが、スイッチやつなげる機器によっては待機電力が発生します。無駄な電気代を避けるためには、スイッチ付きの延長コードを使ったり、使用しない家電のコンセントをこまめに抜くなど、シンプルな工夫が効果的です。