パスポート取得の流れや必要事項について、地元のパスポートセンターで詳細を聞いてきました。
新しいパスポートを取得するには、初めての人も、期限切れで新しく申請する人も同じ手順を踏むことになります。パスポートの更新制度は存在しないため、有効期限切れ後は新規申請として扱われます。
この記事では、パスポート申請の手順に加えて、パスポート取得前に旅行の予約が可能かどうかについても解説します。
「パスポートの種類や選び方」については、他の記事で詳しく紹介しています。
さて、旅行を計画する際、パスポートの情報が必要となるケースが多いですが、申請前でも予約は可能です。ただし、名前や生年月日などの情報は後で変更ができないため、申請時と同じ情報で予約する必要があります。
注意点として、一部の航空会社では予約後24時間以内にパスポート情報の提供を求めることがあるため、この場合はパスポートの取得を待ってからの予約が必要です。
また、「パスポートの種類」について、申請前に知っておくべきことがあります。パスポートは有効期間に応じて異なるカラーがあります。
- 赤色のパスポート: 有効期間10年。20歳以上の申請者向け。
- 青色のパスポート: 有効期間5年。全年齢が対象で、20歳未満の未成年もこちらを申請します。
成人の定義が18歳に引き下げられたことに伴い、18歳以上も10年有効のパスポートを申請できるようになりました。
パスポートの申請場所は、お住まいの地域によって指定されたパスポートセンターや市区町村の窓口で行うことができます。申請に必要なものは、申請書、戸籍抄本や写真、身分証明書です。詳細は地域のパスポートセンターで確認してください。
パスポートの受取りは、申請から約1週間で可能ですが、地域や祝日の影響で変動することもあるので、受領書に記載された日にちを確認することが大切です。
以上が、パスポートの新規申請から受取りまでの概要です。海外旅行を計画している方は、これらの情報を参考にして、スムーズにパスポートを取得してください。
最終的に、パスポート申請の流れを理解し、必要な書類や手続きを準備することで、スムーズにパスポートを手に入れることができます。また、パスポートを受け取る際には、申請時に提出した「パスポート引換書（受領書）」と必要な手数料が必要となります。手数料は、パスポートの種類によって異なり、通常、10年有効のパスポートは16,000円、5年有効のパスポートは12歳以上11,000円、12歳未満6,000円です。
また、パスポートの申請や受取には、本人の出頭が必要です。代理人による受取はできませんので、特に小さなお子様を持つ家庭では、親子で窓口を訪れる必要があります。
パスポートを受け取る際は、窓口での確認が必要なため、顔写真付きの身分証明書を忘れずに持参してください。そして、パスポートの有効期間内に海外旅行の計画がある場合は、旅行の日程に余裕を持って申請することをおすすめします。
申請からパスポート受取りまでの流れを把握し、準備を整えれば、海外旅行の計画も一層楽しむことができるでしょう。事前の準備と確認が、快適な旅の第一歩です。
